◆相談員になりませんか
「いのちの電話」は孤独の中にあって、助けと励ましを求める人々に対し電話を通じて援助していくことを
目的としています。
香川では年間1万件近くの相談があります。相談中でつながらなかった着信件数は20万件を超えており
すべての電話に応じられない状況です。
相談員になるには学歴や経験は問いません。時には自殺の危機にある人たちと対話する重大な役割を
担うため、2年間の養成研修を経て認定を受けます。
相談員は無報酬のボランティアで月2回以上の電話相談のほか研修に参加します。23歳以上の健康な方なら
どなたでも応募できます。詳しくは事務局までご連絡下さい。
◆いのちの電話相談員とは
いのちの電話相談員は,ボランティア活動の中でも極めてユニークな性格を持っています。
それは相談員がお手伝いや補助者ではなく,この活動を第一線で支えているからです。
そして今日では,自殺予防という役割が社会的に大きく期待されています。
いのちの電話相談員は,だれでも,いつでもなれるという性質のものではなく,所定の手続きを経て,
1年間の講義・演習と1年間のインターン(実習)を修了した後,認定を受けなければなりません。
専門家といえども例外ではありません。
現在,日本にある50のいのちの電話センターには,6千人余りの電話相談員が活動しています。
英国や米国など世界中いたるところで同じ精神のもと,ボランティアとして多くの人が電話を守っています。
香川いのちの電話は,1984年10月に開局し,1996年10月からは「眠らぬダイヤル」として,
24時間年中無休で相談を受け付けています。