徳永 進(とくながすすむ)
1948年、鳥取県に生まれる。
京都大学医学部を卒業。京都、大阪の病院・診療所を経て、鳥取赤十字病院の内科医として勤務。
2001年12月、鳥取市内にてホスピスケアのある19床の有床診療所「野の花診療所」を始め、現在に至る。
診療所の方針に、 「人の悩みから出発する」、「患者さんの希望と選択を支える」、 「昼の雲、夜の星を大切にする」の3つを掲げ、いい最期を見届けていく医療を展開。
1982年『死の中の笑み』(ゆみる出版)で、第4回講談社ノンフィクション賞を受賞。
1992年、第1回若月賞(独自の信念で地域医療をしている人に贈られる)を受賞。
NHK福祉ネットワークの番組で「野の花診療所」が紹介される。
『こんなときどうする?』『死の文化を豊かに』『てんしさん』『詩と死をむすぶもの』『野の花の入院案内』『死ぬのは、こわい?』など著書多数。