ドリアン助川 (どりあん すけがわ)
1962年 東京生まれ。
明治学院大学国際学部教授。 作家。 歌手。
早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。
放送作家・海外取材記者を経て、1990年バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。
ラジオ深夜放送のパーソナリティとしても活躍。
担当したニッポン放送系列「正義のラジオ・ジャンベルジャン」が放送文化基金賞を受賞。
同バンド解散後、2000年からニューヨークに3年間滞在し、日米混成バンドでライブを繰り広げる。
帰国後は明川哲也の第二筆名も交え、本格的に執筆を開始。 著書多数。
小説「あん」は河瀨直美監督により映画化され、2015年カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムとなる。
また小説そのものもフランス、イギリス、ドイツ、イタリアなど22言語に翻訳されている。
2017年、小説「あん」がフランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞」
(Le Prix des Lecteurs du Livre du Poche)の二冠を、2023年にはリヨン第3大学より「翻訳作品賞」を受賞。
2019年、「線量計と奥の細道」が「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞。
近著に「寂しさから290円儲ける方法」「動物哲学物語」など。